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Schneller Genetics _No.4

第9回家族性腫瘍研究会学術集会 特別企画講演(ランチョンセミナー1)

「細胞癌化の基本経路:p53経路とEB経路」

講演者
田矢 洋一先生
国立がんセンター研究所
放射線研究部 部長

※ 2003年6月13日、14日に開催された「第9回家族性腫瘍研究会学術集会」において、当社が後援した教育講演の要旨を収録した当社発行の「Schneller Genetics No.4」を転載しています。

Schneller Genetics _No.4

概要

これまでの様々な癌研究によって、細胞の癌化を引き起こす多くの癌遺伝子とそれに拮抗する働きを持つ癌抑制遺伝子の存在が明らかになっています。そしてそれらの多くは、そもそも正常な細胞にとって、DNA複製や細胞分裂に関わる重要な遺伝子であることが判明しつつあります。
本講演においては、それら多くの因子が関わる癌化のメカニズムが、実はp53タンパクが関わるものと、RBタンパクが関わるものを中心とした2経路に集約されるのではないかという仮説を提唱し、それを裏付ける証拠としてp53、RBタンパクのこれまでの研究成果が報告されています。さらに、それらの研究の成果から判明した現在の癌治療法の問題点や、新しい癌治療法の可能性についても論じられています。

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