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Mu-PACK™遺伝子変異解析

GENOSEARCH™ Mu-PACK™ は、株式会社医学生物学研究所から販売されているBRAF,KRAS,NRAS,PIK3CAの既知の遺伝子変異を検出する研究用試薬です。

GENOSEARCH™ Mu-PACK™ の解析対象であるBRAF,KRAS,NRAS,PIK3CAの4遺伝子は、上皮増殖因子受容体(EGFR)のシグナル伝達の中で、主要ながんの発症メカニズムと密接に関連しているといわれています。これらの遺伝子は、近年、分子標的治療薬の研究が著しく発展していく中で、治療薬の効果予測や予後予測のための新たなバイオマーカーとして注目されています。
またGENOSEARCH™ Mu-PACK™ を用いた遺伝子変異解析は、個別化医療に貢献するための基礎研究の分野において活用されています。

※本試薬は研究用試薬であるため、診断目的には使用できません。

Mu-PACK™遺伝子変異解析の特長

GENOSEARCH™ Mu-PACK™はBRAF,KRAS,NRAS,PIK3CA遺伝子について既知の37箇所の1塩基変異を同時に解析します。複数の特異的なプライマーを用いてマルチプレックスPCRを行い、Luminex®テクノロジーによる高感度なタイピングを行うことで、一度に効率よく結果を得ることができます。

※検出感度に関する一般的な参考値

  • GENOSEARCH™ Mu-PACK™の検出感度: 約5%~10%
  • サンガー法の検出感度: 約10%~25%(最適条件)

解析対象遺伝子変異

遺伝子
エクソン
コドン
野生型アミノ酸残基
変異型アミノ酸残基
BRAF 15 600 V E, K
KRAS 3 61 Q 1塩基変異(K, E, L, P, R, H(2種))
4 146 A 1塩基変異(T, S, P, E, V, G)
NRAS 2 12 G 1塩基変異(S, C, R, D, V, A)
13 G 1塩基変異(S, C, R, D, V, A)
3 61 Q 1塩基変異(K, E, L, P, R, H(2種))
PIK3CA 9 542 E K
545 E K
546 Q K
20 1047 H R, L

※「GENOSEARCHTM Mu-PACKTM」にはK-ras遺伝子のコドン12, 13領域を対象とした解析は含まれておりません。K-ras 遺伝子のコドン12,13領域の解析をご要望の場合は、既に体外診断薬用医薬品として認められている「MEBGEN™ KRAS遺伝子変異検出キット」を使用した解析受託となりますので、別途弊社までご依頼ください。

本解析の概要

Mu-PACK遺伝子変異解析
検査材料 組織25mg
(生検組織:1mm各 2~3個)
未染スライド 10μm厚:5枚~10枚
保存方法 凍結 常温
解析方法 PCR-rSSO法

ご出検に際しましてのご注意

Ⅰ 凍結組織にてご提出の場合

  • 正常組織及び壊死部分をできるだけ除去し、腫瘍組織を滅菌容器に入れ凍結保存してください。

Ⅱ 未染スライドにてご提出の場合

  • 病理標本(未染スライド)の場合で、組織全体に占める腫瘍部の割合が50%に満たない場合には、腫瘍部をマーキングしたHE染色済みスライドを添付してください。
  • ホルマリンの固定条件によっては、DNAの断片化などでPCR増幅が不良となることがあり、一部または全部の遺伝子変異の結果をPCR不能としてご報告する場合があります。(この場合も有償となります。)

※上記以外のサンプルにてご提出の場合は、予め弊社までお問い合わせください。

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